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【PR事例】中小企業によるオウンドメディア

こんにちはCyphs(サイフス)です。

 

オウンドメディアという言葉を知っていますか。

Owned Mediaと英語で確認するとわかりやすいのですが、Owned(自身の自社が所有する)メディアを意味します。


自社のホームページ、ブログ、ツイッター、インスタグラム等です。使用ツールについては、企業により違いがありますが、企業が運営するウェブマガジンやブログのみをオウンドメディアと呼んでいるケースもあります。

また、商品紹介のために独自ドメインをとって1枚のページ動画等を絡めて情報をまとめていくページを複数展開する場合もオウンドメディアと呼べると考えています。

 

中小企業の多くは広告費を多くもっていないため、大手等の企業と比べてPRが弱くなりがちです。

しかし、オウンドメディアを持つことにより「中小企業であっても市場においてポジションを得やすくなる」ことが確認されています。

加えて、様々な情報発信ツールを絡ませることで、いわゆるAIDMA(アイドマ)に基づく消費行動を促しやすくなります。

※Attention(注意)→ Interest(関心)→ Desire(欲求)→ Memory(記憶)→ Action(行動)

 

具体的な事例をご紹介します。

以下の企業様はオウンドメディア的活動を実施しており、成果が出ています。

埼玉県の板金加工会社の「笑’s」 さんです。

 

<販売サイト>

http://shop.sho-s.jp/

<Youtube>

https://www.youtube.com/channel/UC9dZKRTdOMeHs0I_0LGDI-A

<アメブロ>

https://ameblo.jp/densetunotakibiman/

 

ご覧いただけましたでしょうか。社長様がユニークですし、いわゆる「濃い」ですよね。 

ここまでいくとただの目立ちたがり屋だという声があがりますが、情報発信において関心を引き続ける仕掛けが必要だとわかります。

社長自身がキャンパーで自社の製品をキャンプの活動を通してアピールしている点も安心を生み、欲しいという欲求が記憶に残ることで、お客様がキャンプ道具を購入する際の選択肢となっていることが分かります。

オウンドメディアがお客様の反応や使用意見を反映できる場となっていることから、製品開発の目線がキャンパー(顧客)のニーズに基づいており、お客様の更なる安心、共感につながる循環を作っています。

 

ソロキャンパー「ひろし」さんにも紹介されています。

いつの間にかソロキャンプするなら「笑’s」になっていることが凄いです。

https://www.youtube.com/watch?v=ol7o58e2sxU

 

この情報発信を通して、キャンプ雑誌の編集部からも声がかかるようになり、相乗効果が出ています。

結果直近では新工場を立ち上げ下請板金加工会社から、メーカーへと転身しています。

 

オウンドメディアが上手くいくと情報発信が正の形で連鎖していきます。

自社発信から、外部が勝手に発信してくれる仕掛けができ上がれば効果は一層高まります。

 

上記のような流れで中小企業のオウンドメディア活用を理解することができます。


新規事業を立ち上げる際にどうPRしていくかを考える際に、参考としてみてください。ただし、オウンドメディアが貴社製品に合うかどうかは要検討です。使用方法などの提案ができる等の諸条件が合えば、活用を検討してもよいのではないでしょうか。