新年あけましておめでとうございます。
中小企業診断士、ストリートコンサルタントのCyphs(サイフス)です。
昨年はコロナ感染症の影響で日本国に甚大な損害を与えました。12月31日の感染者は4,500名を超過し厳しさを増しています。一方で、ワクチン開発が進み米国や英国では接種が始まっています。そういった点では、一筋の光が見えてきたとも言えます。
コロナ感染症は人の動き方に大きな影響を与えました。
ある種コロナ感染症をきっかけとした日本の再設計がなされている環境といえます。
そこで新年一回目としてこの設計という言葉について考えていきたいと思います。
設計とは英語でデザイン(design)という意味です。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』では、設計(せっけい、英: design)とは、建築物や工業製品等といったシステムの具現化のため、必要とする機能を検討するなどの準備であり、その成果物としては仕様書や設計図・設計書等、場合によっては模型などを作ることもある。としています。
私自身製品開発をする設計者、デザイナー、マーケティング担当者いずれも「デザイン」に関わる人達と接すること機会が多く、日常的に設計という言葉を使っていますが、成果物の方に目が行きがちとなります。しかし、設計において重要なことは「過程」だと考えています。
デザイン、設計とは、物事を統合化する過程を指していると考えています。Wikipediaでは準備としていますが準備から完結に至るまでの状況を指します。また、その物事を統合化する力を設計力と考えています。
そういった設計の視点を踏まえて、コロナ後の日本を再設計する必要があります。
理想の再設計を行うためには、日本という国が持つ様々な強みや機能を統合化していく必要があります。
また、設計していく過程については、日本を担う国民の協力が求められます。
そのためには統合化していく方向である理想、つまりビジョンについてしっかりと定めて共感してもらわなければ困難といえます。
日本の再設計が理想の結果になるかどうかは、その過程をみなで乗り越えなければならないからです。
当たり前のことですが日本の再設計をすれば理想にたどり着くわけではないからこそ、過程を大切にしていかなければなりません。
その過程には我々が存在しているのです。我々の行動そのものが過程といえます。
つまり、日本の再設計の結果に対する責任は我々にあることを意識しつつ、新たな年を良くしていきましょう。
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