こんにちは中小企業診断士、ストリートコンサルタントのCyphs(サイフス)です。
今回は、「Thinking! 切り口シリーズ」における引き算について説明させていただきます。
引き算といえば、日本人が最も得意だったシンプル化といえます。
スティーブジョブズが禅の考えを取り入れ省くスタイルの果てに到達したのが「iPhone」だといえます。
こういった大手だけでなく、無駄を省く、要素を省くことでお客様への提案がしやすくなります。
また、引き算をすることで新たな価値を提案することも可能となります。
どんなことが考えられるかですが、以下のようなことだと思います。
・電話機の線を引き算する → 携帯電話
・椅子の足を引き算する → 座椅子(ビーズクッション)
・自転車の椅子を引き算する → 立ちこぎ自転車(有酸素運動フィットネス)
・食事から炭水化物を引き算する → RIZAP(ライザップ)
多要素であればあるほど引き算をしてシンプルにしていくことは良いことだとは思いますが、引き算しすぎて最後は機能美で勝負、デザインで勝負という話になってしまわないように注意してください。
特に「もの」の開発で「BtoC」を狙う場合は、引き算を活用して絞って絞っていくと伝えたいことは明確になるのですが、最終的にデザインだけで勝負となり、上手く事業化されていないケースもあります。
コメントをお書きください