こんにちは中小企業診断士、ストリートコンサルタントのCyphs(サイフス)です。
コロナ感染症による経済の落ち込みへの対応から、様々な補助金や助成金がでてきています。
そんな中で、企業様から補助金に落ちてしまったという質問を受けることがあります。
不採択というのですが、色々な要因があります。
話を聞いていると競争性のある補助金と要件を満たせば採択される補助金のどちらにも申し込み、その両方に落ちているようです。
競争性のある補助金は、申請企業さんの申請内容が良くても他社の方が良ければ、そちらの方が点数が高くなるため、同時に申請した企業の質にも影響を受けます。そのため落ちることは普通にあるので継続して申請に取り組むしかないといえます。しかし、もう一方の要件を満たせば採択される補助金に落ちているようです。
これは勿体ないといえます。
ある基準を満たせば採択されるものですから、しっかりと内容を確認し対応すれば良いのですが、落ちる企業さんが続出しているようです。
まずは、申請して審査されるための土俵に立つべきです。
絶対に守るべき要件としては以下のようなものがあります。
・中小企業でないこと
・大手の資本が入っていないこと
・補助金の目的と合致する取り組みを行っていないこと
・補助金で認めている経費でないこと
・提出が求められる資料を提出しないこと
・過大な取り組みでないこと(必要最小限の取り組み)
上記だけではありませんが、申請ルールに対応していなかったため落ちてしまうことがありますので気を付けてください。
貴社が素晴らしくても審査をする側は、公平に審査をしますので、取り組みができていなければ0点となるだけです。
コロナ補助金に係わらずルール(申請要件)に対応できるかが、補助金をうまく活用できるか否かの分岐点となります。
以上をチェックの上、申請してみてください。
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