こんにちは中小企業診断士、ストリートコンサルタントのCyphs(サイフス)です。
補助金に落ちる企業のケースについてお伝えいたしましたが、続編です。
前回は申請の前に対象者であるかどうかを確認していただくことで対象外の補助金に申請しないようにすることを目的として、申請要件を確認することをお伝えしました。
次に審査時点で重要となる、申請内容においても注意すべき事項がありますのでお伝えします。
競争性のある補助金であれば、何を、いつまでに、どのように実施するかを明確に示すと共に、審査に新規性や独自性、市場性等を求められるのであれば、それらを明確に分かりやすく伝えることが求められます。
一方、コロナ補助金であれば、要件を満たせば良いので、申請内容も素晴らしいことをするというよりは、足切りにならないようにすることが求められます。
どういったことで足切りになるか以下に示します。
もし、コロナ補助金を申請していて、落ちているのであれば参考にしてみてください。
・目的にあっていない取り組みだと判断される場合
コロナにおける感染防止や業態転換、新規ビジネスモデルの開発というテーマを求められているのに、単なる経営改善案件や設備投資案だったりする場合です
・過大な経費や本来の目的に加えて不要な付随経費が積まれている
基本的に補助金では、必要最小限の経費を補助する立て付けになっています。しかし、お金がもらえるから、あれもこれもやってしまおうということで目的外の経費や必要とされるスペックよりも高いもの。さらには、研究開発なのに量産のための支出をするなどです
・全くできそうにない、求めていないゴール
これはかなり痛いのですが、ゴールの設定がちがう、求めるゴールに到達できないなども落ちる理由です
以上以外もあるのですが、上記については、足切りにの原因となり兼ねませんので、認識しておく必要かあります。
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