こんにちは中小企業診断士、ストリートコンサルタントのcyphs(サイフス)です。
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このページは事業再構築補助金に係わる情報発信をしています。
以下のページにこれまでの情報発信をまとめていますのでご活用ください。
https://www.cyphsjp.com/money/jigyou-saikouchiku/wakaru/
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事業再構築補助金の記入項目を現時点の情報から予想してみます。
もちろん実際の記載項目と違うといえますが、事業の再構築、事業の見直し計画を策定する訳ですから、突拍子のない夢物語を書き並べることを求められるわけではないと考えています。
それを踏まえると以下の要素が求められるといえます。
基本的なストーリーは
1.コロナ感染症の影響により厳しい状況に置かれ、このままの経営では成長が厳しくなった自社がどういった方向、ビジョンを定めるか
※業種、業態を選択するのか
2.1へ向かう会社としての理由とビジョン
※ビジョンにSWOTから見出す機会と強みなどを絡ませて書けるといいといえます
3.その方向性を満たす為のビジネスモデルは
※各社にとって重要な指標(利益)などを生み出す大きな枠組みを示す
4.3を実施するために必要な各業界毎に必要な仕掛け
※製造業であれば、生産システムか技術開発、サービスであればシステムや新規ビジネスソリューションなど
5.4を実施する上で不足している点、課題は何か。それを解決、解消するための補助事業とは、必要な経費とは
※この点が理解されて初めてお金(補助採択金額)につながります
6. 1~5の取り組みが生産性を向上させているか
いくら中々良いビジネスモデルだとしても、当事業では付加価値率を3%以上上げるという目標を達成できる計画である必要があります。したがって、付加価値率を上げることができるのは、どの取り組み・仕掛けであるかをポイントで示す必要があります。
7. 政策的視点から外れていないか
重要な事ですが、政策から外れる活動は採点が低くなります。
上記のストーリーにて、審査員の方にビジョンも明確だし、計画も丁寧にかつ実現可能性も高く作られているため、この事業であればお金を出してもよいかと思わせていきましょう。
伝わる仕掛けとは
あくまで予想の話ではありますが、申請書類がどのような形であっても伝わらる強いストーリーをもたなければなりません。
今回の補助金は、事業再構築を謳う訳ですから、何に自社の成長をかけるのかが重要となります。
それが記入内容に影響を与えると思われます。
技術や製品等の革新により新たな市場や新たな価値提供による市場の創出などを目指すのであれば、その技術等の新規製品や革新性が求められます。
一方で、今あるものやコトの組み合わせや新たな活動に利用できる仕組みを導入するのであれば、仕組みを統合して具体化できるか、実現可能か、市場はあるかということになりそうです。
上記のような事業の核となる事項により、記載すべきポイントが変わると思われます。
なお、対象経費を見て分かりますが、建物費やリフォーム費等からクラウドソーシングの費用まで対象となります。
そういった意味で何でも対象と大盤振る舞いな事業といえますが、だからといって対象経費を「この際いっぱい積んでしまおう」という乱暴な申請にならないようにしてください。
通常の経営で取り組むべき事項も含まれており、当事業再構築補助金の趣旨と違うと判断されてしまえば採点が低くなる可能性もありますのでご注意ください。
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