【解説】事業再構築補助金の得点を稼ぐための考え方

こんにちは中小企業診断士、ストリートコンサルタントのCyphs(サイフス)です。

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このページは事業再構築補助金に係わる情報発信をしています。

以下のページにこれまでの情報発信をまとめていますのでご活用ください。

https://www.cyphsjp.com/money/jigyou-saikouchiku/wakaru/

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最近ですが当サイトにおいても事業再構築補助金のフォーマットというキーワードにて検索されるケースが増えています。

当サイトではフォーマットそのものを掲載してはいませんが、構成や記入しておいた方が良い流れとフレームワークに触れるようにしています。

フォーマットは慣れてない方にとっては有効な方策といえます。

ただ、完全にその構成に合わせてしまうため客観的にみるとただのコピー計画が量産されることになります。

第1回目の公募なので審査員も気づかない可能性がありますので有効と思われますが、審査員が審査に慣れてくると見透かされることが多々あり、似たフォーマットを使った申請が一律に不採択になるケースもあります。
特にものづくり補助金等ではフォーマットが出回り、ビジョンのない、質の低い計画が出回り大量の不採択を生んでいるとの話もあるのでご注意ください。
したがって完全な雛形に記入するのは避け、必要な項目を確定し、それを自社の現状に合わせて並び替えていくカスタマイズ化が重要といえます。

 

作成の検討ステップ(流れのフォーマット)

①ビジョンの策定

②取り組み事業の特定(新分野展開等の分野の特定)

③ビジネスの仕組みを検討

④審査に向けたアピールポイントの検討(新規性、政策性、実現可能性などどこで攻めるのか)

⑤ビジネスの説明項目の確定

⑥⑤の各項目の簡易ストーリーを決める(根拠となる情報収集も行う)

⑦⑥のストーリーに合わせて⑤を並べ替えし、つながる全体ストーリーの確定

⑧⑦のストーリーを具体化する

⑨他者に意見をもらって、④のアピールポイントが認識されるかヒアリング

⑩根拠に間違いがないかの最終チェック

 

これまでブログでフレームワークの順序などを説明してきましたが、審査に通すための「提案書」化を進めていかないと不十分だといえます。

特に何で得点を稼ぐのかは申請書を作成するうえで非常に重要なポイントといえますので、必ず作成に当たって検討するようにしてください。

 

あと1週間で締め切りですがまだ申請書は作成し直せます。

申請書がぼやけていると思った場合は上記ステップで再検討してみてください。