こんにちは中小企業診断士、ストリートコンサルタントのCyphs(サイフス)です。
コンセプトについては様々述べていますが、知り合いの方からBtoC向けの説明ではとの指摘をいただき、確かに説明が上手くできていなかったということに気が付きました。
今回はBtoC向け、BtoB向けでコンセプトを示していきたいと思います。
コンセプトを示す時に、モノ・コト・システムという考え方がベースになるのはいずれにおいても変わりがないといえます。
それを分けて示すと以下のようになります。
<BtoC>
・物理的価値
・情緒的価値
・システム的価値
<BtoB>
・物理的価値
・サービス価値
・システム的価値
物理的価値については、機能や性能等で製品・商品であっても、サービスであっても存在するものです。
違いがあるのは、BtoCの情緒的価値とBtoBのサービス的価値です。
情緒的価値は、デザインや雰囲気も含めた顧客が機能や性能以外で感情的にベネフィットとして感じることを指します。
一方、サービス価値は、すぐに対応してくれる、逆提案をしてくれる、製造業であれば図面の改良をしてくれる、システムであればインシデントの対応が正しい、フィードバックが良い等でしょうか。
システム的価値は、貴社と顧客に提供するモノとコトと顧客の間をつなぐうえで必須となる機能群であり、それらが個別の機能でありながら同じ方向を向き、一つでも足りないと成り立たない複合的な要素です。そして、かつそれがビジネスモデルとして利益を促す存在であることです。
上記を踏まえるとBtoCでも、BotBでも基本的な考え方に変わりはありません。
BtoBtoCとなることもあるので、その場合はエンドユーザーさんのことをしっかりと考えていくことが重要です。
ベースとなるモノ・コト・システムを意識していけばよいコンセプトに出会うことが可能となると思います。
是非試してみてください。
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