こんにちは中小企業診断士、ストリートコンサルタントのCyphs(サイフス)です。
社会問題を解決する際に行為に対する負担を負わせることで問題のコントロールを図ることがあります。
アメリカのようなシステマチックな国に多いのですが、以下のような例があります。
・燃費の悪い車の税額を上げる
・車通勤時の駐車料金を上げる
・タクシーの相乗りを認める
上記は問題の解決のためですが、ビジネスに取り入れることも可能です。
現在コロナで飲食店などについては以下のような取り組みを行っています。
・テイクアウトをしてくれたお客様には、スープをプレゼントまたは金額が若干安い
もっといろいろと考えられるのではないかと思い考えてみました。
・来店人数が4人以下の場合サービスを行う(宴会の場合)
・カウンター席を選んでくれたらサービスを行う(2名以上)
もう一歩踏み込んだ場合は以下のようなものはいかがでしょうか。
・昼宴会に変えてくれたら割引、サービスを行う
現在では難しいですね
さらには以下のようなものはどうでしょうか
・うるさくない客にはサービスをする
(手段)宴会室に騒音感知の機器(スマホアプリでも良いですが)を置き、宴会内での騒音をキャッチしてその履歴を見て合計デシベルが〇〇以下だったら、割引やサービスを行う。手間と投資がかかるので実際には難しいでしょうかね。
・食材を持ち込んでくれたらそれに合わせて何品か調理してあげる
予約でやれば対応したできるか
ちょっと考えただけでも色々と案が出てきますね(15分くらいでこんな感じです)。
お客様の動きに対して制約や条件を付すること、加えて罰則ではなく、メリットに置き換えることで自社にとってお客様の動きをコントロールすることが可能となります。
もちろん現在のような状況では、需要が蒸発していますので机上の空論かもしれませんが、人が全く動いていないわけではありません。
つまり、少ないパイを取り合っている状況といえます。
私としては全ての店舗に売上、利益をもたらしたいですが、貴社の周りの店舗さんなどは必死になってサービス、ビジネスモデルを模索しています。ですから、手を止めるというのは負けることに直結することだと思ってください。
令和3年は第四波で大変なことになっていますが、コロナ感染症を逆手にとってビジネスチャンスに変えてみてください!!
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