こんにちはCyphs(サイフス)です。
グラフィックデザインの中で壁面アートとして存在が確立したものとして「グラフィティ」があると思っています。
日本においては壁に絵を描く=「落書き」という認識から、あまり受け入れられていません。
スラムだから存在しえたアート、黒人の人種差別から生まれた、ヤンキーの縄張りマーキング等の様々な背景については専門家でもないので語りません。
今回は私が参考としていたまさに落書きのオンパレードの「Subway Art」をご紹介します。
ニューヨーク、グラフィティ(英字)と検索すれば画像はいっぱい出てきます。
グラフィティの黎明期といわれる時代のニューヨークの地下鉄がとんでもなく危険だった時代(まだ落書きレベルのものも多い時代)のグラフィティに出会えます。
とにかくメチャかっこいいです。
個人的には、グラフィティのマスターである「dondi white」が生々しく描きなぐっているシーンが最高です(ちなみに彼は元役所勤めなんですが…)。
彼自身は1998年にHIVでなくなっていますが、彼が残したアートは2000年以降のグラフィックデザインに大きな影響を与えたと考えています。
もちろん彼の結成したCIA(Crazy Inside Artists)も含めて評価されるべきだと思います。
また、今では一流のアーティストとして認識されるT-kidも彼を身近に見ていたようです。
Dondiのエッセンスを受け今のグラフィティは進化を続けています。
Dondiの落書きのフォトですが、このアングルはアートにしか見えない。
個人的にこのフォトが熱すぎで、真似してT-shirtsを作ったりしました。本当に彼は凄かった。
(もちろん当時は落書きとして取り締まりの対象でしたから賛美することはありませんが、悪くも良くもこうやってカルチャーが生まれるところが凄いなぁというところです)
日本では向いていないのであまり賛美はしませんが。
ただ、沖縄の壁アートは日本でも秀逸なアートといえるような気がします。
コザ十字路絵巻は一度見に行きたいです。家族はこれらに興味がなく、誰も一緒に行ってくれないのです。。。
コロナが収束すればですが、来年は見てみたい。
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